日本初寄港!オーシャニア・リビエラ 船内レポート
オーシャニアクルーズ Oクラス 日本初寄港
オーシャニアクルーズでは、10年以上前からRクラス(30,000トン)が日本発着がありましたが、
遂にオーシャニアクルーズのOクラス(66,000トン)が初めて日本に寄港しました。
3/09 仁川(韓国)を出航して、韓国・日本を周遊。
3/16-17に神戸に停泊後、3/19横浜入港、3/20下船する12日間のコース。
この日は3月の中旬なのに20℃を越え春爛漫。
神戸ポートターミナルでは、大型船の時は、かなりの人でごった返しますが、
オーシャニアでは混雑は一切ありません。
神戸市がポートターミナルから南京町(中心街)まで無料シャトルバスを運行。
大型船の場合、無料シャトルバス乗車になりの大行列になりますが、
オーシャニアでの乗客は下船後、並ぶことなくスムーズにシャトルバスに。
そもそも大型船の場合、下船するだけもかなりの時間がかかり、
好きな時に降りるというのが難しく、到着後に何時間も経ってから。
やっと下船できたと思ったら、シャトルバスに乗るのにも一苦労。
今回、神戸では寄港・停泊で出航地ではなく、チェッ クインはありませんが、
どこの出航地でもチェックイン時、行列に並ぶことはまずありません。
シップデータ
船 名 | オーシャニア・リビエラ | クルーズ会社 | オーシャニア・クルーズ |
総トン数 | 66,000トン | 全 長 | 238メートル |
全 幅 | 32メートル | 就 航 | 2012年 |
乗客定員 | 1,250名 | 乗組員数 | 800名 |
オーシャニア・リビエラ 船内へ
2022年12月、全改装を終えているだけあって新造船そのもの。
普通はキャビン(客室)、廊下でも細かい所を見たら、スーツケースの擦り傷がありますが、
今回は全く見なかった位、何処を見ても全てピッカピカです。
<オーシャニアの食事>
オーシャニアの食事は、食材にお金をかけているのがすぐに分かります。
メインダイニングはフリーシーティング。
ラグジュアリークラス以外は、クルーズ中はテーブルが決まっています。
1、2回目の2回転制で、予約時にリクエストができます。
寄港地で帰りが遅くなった場合など、バタバタしてしまいます。
プレミアムクラス客船では、フリーシーティングを選択できる客船もありますが、
乗客が多い為、人気のある18:30~19:30は、テーブルが空くまで待つこともあります。
オーシャニアクルーズでは、その日の気分、体調、お腹のすき具合で、
フリーシーティングなので好きな時に行くことができます。
カジュアル船の場合、2名テーブルが数に限りがあり、相席の場合があります。
気の合う方だったらよいのですが。
せっかくのクルーズ。気を遣うような事はありません。
オーシャニアクルーズでは2名テーブルがふんだんあり、相席はあり得ません。
人気のある18:30~19:30でも待つことは皆無です。
そして嬉しいのは、フォーマルがありません。
カントリーカジュアルスタイルで、堅苦しくないのです。
客層が良いので、船会社でフォーマルを指定しなくても、
皆さんお洒落なので、雰囲気を壊すようなことはありません。
<無料のスペシャリティレストラン>
ラグジュアリークラス以外は、通常、別途有料でスペシャリティレストランが利用できますが、
オーシャニアクルーズでは、スペシャリティレストランが無料で含まれます。
オーシャニア・リビエラでは4つのスペシャリティレストランがあります。
・トスカーナ:イタリアン
・ポログリル:ステーキ&シーフード
・ジャックス:フレンチ
・レッドジンジャー:アジアン
フレンチレストランのジャックスは、
シャルルドゴール大統領の専属シェフを務めたスターシェフ、
ジャック ぺパン氏が監修するレストラン。
以前より、この方は本当に著名人か疑問でした。
バルセロナのホテルでテレビを見ていたら、なんとジャック ぺパンの特集が放映されており、
本当に有名な方なんだと納得しました。
4つのうち、私が一番すきなスペシャリティレストランは、レッドジンジャー。
クルーズ中盤になるとアジア料理が恋しくなります。
ここでは、日本、タイ、ベトナム、韓国、中華を用意。
中でも銀むつの西京焼き。脂がのっていて絶品なのです。
上記以外のレストランは、テラスカフェ(ビュッフェ)。
ここでは毎晩、お寿司、ロブスターなどの食材が並びます。
そしてプール横の「ウェイブズグリル」では、搾りたてのジュース、スムージー、
和牛ハンバーガー、本場ホットドック、焼き立てピザ。
24時間ルームサービスも無料でご利用いただけます。
<キャビン(客室)>
今回、コンシェルジェレベル・ベランダAとペントハウス・スイートを見学させていただきました。
キャビン内も改装していますので、新造船そのものの綺麗さです。
コンシェルジェレベル・ベランダA(26㎡)
バスルームは改装前までは、バスタブとシャワーブースがセパレートだったのですが、
バスタブを無くし、シャワールームを広くとってます。
レインシャワー、ハンドシャワーがあり、広々となりました。
バスルームにはふっかふかタオルが存分に用意されています。
日本人の方は、バスタブの要望があり、
上級スイートとベランダA4、B4の一部にバスタブが備え付けてます。
数少ないのでご予約はお早めに!
コンシェルジェレベル・ベランダA以上での主なサービス
– コンシェルジュ ラウンジでは、専任コンシェルジュを配し、
ソフトドリンクやコーヒー、スナックを終日お楽しみいただけます。
– アクアマール スパテラスの無制限のご利用
ペントハウス・スイート(39㎡)
ベランダキャビンより一回り広くなります。
このスイートよりウォークインクローゼットが設置。
さらにペントハウス・スイート以上でのサービス
– プライベート エグゼクティブラウンジ アクセス
– バトラーサービス
バスタブが少なくなりましたが、ジャグジー、スチームサウナ、ドライサウナがあります。
オーシャニアのサウナは素晴らしいのです。
ロッカーにはガウン、サンダルが用意されていて、サウナも広々とした贅沢な造り。
いつ行っても空いています。(サウナはRクラスにはございません)
<リビエラを乗船して>
船内に入ってみて、乗客に殆ど会うことがない程少なかったです。
今回のリビエラでのアジアコースは完売続出。
この後2本の日本発着クルーズもかなりの人気で、なかなか予約ができない状況です。
オーシャニア乗客層は60~70代が多く、北米(アメリカ、カナダ)が殆どということですが、
今回のコースではアジア人が多いのが目立ちました。
皆さんマナーがよく、ゆったりとクルーズを楽しんでいらっしゃいます。
喫煙室でご一緒した70代タイ・バンコクからご夫婦で乗船されている男性。
「明日の昼に本場の和牛が食べたいのですがご存じないですか?」
私は神戸は全然分からなく、ホテルオークラ神戸が近いし間違いないので、
鉄板焼きレストランをスマホで詳細を見せました。
すると、「う~ん。すき焼きが食べたい」との事。
船内見学でご一緒した初対面である神戸在住の方に、
おすすめのすき焼きの店を教えていただきました。
三宮の肉料理専門店で、お昼のコースで2つコースがあり¥8,000-、¥10,000-。
その方に言うと、迷わず¥10,000-のコースで個室料別を予約。
「安いけど大丈夫ですか?」と。
ご満足いただけますように。
その神戸在住の方というのが、ラジオ局のアナウンサー。
月~木曜日の毎朝7時~10時を42年続けていおり、関西の朝の顔。
今日から毎朝聴くのを日課にしています。
クルーズは人との出会いが面白いのです!!
小型船が狙い目 オーシャニア・クルーズ
オーシャニア・クルーズには全8隻ありそれぞれ違いがあります。
Aクラス 66,000トン
・オーシャニア・アリューラ(2025年6月デビュー)
・オーシャニア・ヴィスタ
Oクラス 66,000トン
・オーシャニア・リビエラ
・オーシャニア・マリーナ
Rクラス 30,000トン
・オーシャニア・レガッタ
・オーシャニア・ノーティカ
・オーシャニア・インシグニア
・オーシャニア・シレーナ
どうしても新しい客船が脚光を浴びますが、
オーシャニアの良さは小型船(Rクラス)にあると思います。
クルーズ船は、大なり小なり設備が同じように備えています。
それを何人で使うかということになるので、小型船の方が乗客が少ない為、
船内では混雑とは無縁で、寄港地でも、すぐに下船することができ、
大型船のように降りるのに何時間も並ぶことはありません。
クルー、乗客と接する機会も増えます。
クルーに名前で呼んでいただける程、親密になりますが、
レベルが高いので自然な対応・サービスなので、一切ストレスは感じません。
客層が良いのも重要です。
乗客同士も気分よく過ごすことができます。
肝心の金額ですが、小型船になるほど比例して高額になりますが、
オーシャニアは、そこまで高くありません。
私が一番おすすめするオーシャニアクルーズ。
次のご旅行にご検討ください。
2024~2025年 オーシャニア・リビエラ 日本発着クルーズ
・2024年 3月20日(水)-4月01日(月)横浜~横浜 12泊13日
・2024年 4月01日(月)-13日(土)横浜~横浜 12泊13日
・2025年 4月01日(火)-13日(日)東京~東京 12泊13日
・2025年 4月13日(日)-25日(金)東京~東京 12泊13日
・2025年 5月08日(木)-22日(木)神戸~東京 14泊15日
※2025年5/08発のみ オーシャニア・レガッタ(Rクラス)運航
クルーズ代金:お一人様:USD4,499-~